【主催】2022年11月29日(火) 第44回「写真好き」のための定例講演会 神奈川県立近代美術館葉山「マン・レイと女性たち」

神奈川県立近代美術館葉山を会場に,学芸員による写真展示紹介付きの講演会を開催します。 第44回「写真好き」のための定例講演会 は,神奈川県立近代美術館葉山でのリアルの講演会と作品鑑賞を行うことと致します。皆様のご参加をお待ちしております。

ポスターダウンロード ダウンロード

【日 時】2022年11月29日(火)10:50~13:00(予定)
【主 催】一般社団法人 日本写真学会「写真好き」のための定例講演会 実行委員会
【協 力】神奈川県立近代美術館
【会 場】講演・展覧会会場:神奈川県立近代美術館 葉山 神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1
◆アクセス;☛JR横須賀線「逗子」駅前(3番のりば)から京浜急行バス「逗11,12系 統(海岸回り)」に乗車し,「三ヶ丘・神奈川県立近代美術館前」で下車(所要時間約20分)
鎌倉別館企画展:神奈川県立近代美術館 鎌倉別館  神奈川県鎌倉市雪ノ下2-8-1
【講演会形式】学芸員トークと展覧会鑑賞(自由鑑賞)
【プログラム】 ※時間は講演・質疑および交通状況により前後します。
10:50 集合 神奈川県立近代美術館葉山 講堂 写真学会受付
11:00 講演会開始 ・・・・・・・・・・・・・・担当学芸員 朝木 由香
「マン・レイと女性たち Man Ray and the Women」展 作品解説と質疑応答
11:30 講演会終了
11:30―13:00 展示会鑑賞・美術館探索(終了後自由解散)
展示会内容はこちら ➡ http://www.moma.pref.kanagawa.jp/exhibition/2022-man-ray
【定 員】 先着30名限定(事前申込制)
【参加条件】
(1)参加資格:日本写真学会会員および学生
(2)参加条件;新型コロナウイルス感染予防のため、以下の条件を満たすこと
   ①マスク着用(当日) ➁受付検温で37.5℃未満(当日)
【参加費】:500円 
※当日受付で受領いたします(参加の方は500円コインの持参をお願いいたします)。
【参加申込】:こちらのフォーム からお申し込みください。 (Google Forms


<企画概要>
20世紀を代表する芸術家マン・レイ(1890-1976)。絵画やオブジェ,映画などジャンルを超えて活躍した彼は,1920年代~30年代に成熟期を迎えつつあった写真という新しいメディアの可能性を追求しました。ウクライナとベラルーシ出身のユダヤ系の両親のもとニューヨークで生まれ,画家を志した20代から本名のエマニュエル・ラドニツキーを改め,「マン・レイ」と名乗るようになります。
既存の価値観を破壊するダダの洗礼を受け,1921年にパリに移り,写真スタジオを設けると,自らが参加したシュルレアリスム運動の活動記録や作品写真、恋人や友人たちのポートレート,ファッション写真などを手がけます。多岐にわたるその作風は,レイヨグラフやソラリゼーションのような実験的な技法と相まって、独創的な表現世界を生みだしました。
本展は,とりわけマン・レイのまなざしが捉えた「女性たち」に光を当て,240点余の作品からその創作の軌跡を追うものです。ユーモアとエスプリに包まれた自由で豊かなイメージをお楽しみください。
<展覧会の見どころ>

  1. 本展では,芸術家として歩み始めたニューヨーク、シュルレアリスム運動に参加し写真活動を開花したパリ,第二次世界大戦を逃れ移住したハリウッド,晩年に再び戻ったパリの4章で構成。絵画,彫刻,オブジェなど多様な作品からマン・レイの生涯を辿ります。
  2. マン・レイの恋人でモデルであったキキ,助手でもあったリー・ミラー,ファッションデザイナーとして頭角を現したココ・シャネル,詩写真集『容易』のモデルであるニュッシュ・エリュアール,作家ガートルード・スタインといった時代の最先端をゆく個性豊かな女性たちがマン・レイの視点でどのように写し出されたのかを紹介します。

=================================
(連絡先)日本写真学会「写真好き」のための定例講演会 実行委員会
〒164-8678 東京都中野区本町 2-9-5 東京工芸大学 8 号館 1F
Tel;03-3373-0724 E-mail:info@spij.jp
定例講演会実行委員会: 実行委員長:小林裕幸(千葉大学名誉教授)
委員:鈴木博文(ニコン),鈴木敬子(神奈川県立近代美術館),西垣仁美(日本大学),松澤良紀(オリンパス),山田勝実(東京工芸大学),大木博,森田晃
幹事:桑山哲郎(3Dフォーラム) 事務局:山岸治(日本写真学会)